転職したいけど年齢が気になっているという人は保育士を目指してみてはいかがでしょうか。実は日本全国どこの都道府県でも保育士不足の問題に直面しているのです。

近年の調査によると保育士の有効求人倍率は全国平均で1.7倍以上です。これは他の職種と比べてとても高い数字です。つまり、保育士の転職市場が売り手市場であることを示しています。そのため、年齢不問での求人の数が非常に多いです。転職が難しいとされる50歳以上であっても応募可能になっており、実際に多くの中高年の人が採用されています。

ただし、都道府県の中でもバラつきがあります。求人採用がどの地域に多く、どの地域に少ないかを調べてから転職活動をするとより効果的です。そうはいっても、そこまで大きな違いがあるというわけではありませんので、特に心配する必要はないでしょう。企業分析と自己分析をしっかりとすることで、面接で何を聞かれてもスムーズに答えられるようにしましょう。

また、保育士への転職にはいろいろな注意点もあります。たとえば給料面です。保育士の給料事情に触れますと、他の職種に比べて決して高いわけではありません。もちろん、仕事のやりがいが大きく社会貢献性の高い仕事ですので、就業したいと思う人の数も多いです。しかしながら、給料体系についてもしっかりと把握しておく必要があります。保育士の給料は平均的な月収が約220000円になります。もちろん、勤める保育園にもよりますので、求人採用募集をしている企業にあらかじめ確認しましょう。

保育士は看護師のように一定期間学校で勉強する必要はないので、誰にでもチャンスはあります。気になる人はチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。